愛杖会 神道夢想流杖道 名古屋道場


福岡 黒田藩に伝わり
400年以上の歴史を持つ古武術

「疵(きず)つけず 人をこらして戒むる
      敎えは杖の ほかにやはある」
               神道夢想流 道歌

当道場は江戸時代から伝わる古流杖道を伝える道場です、
古くから日本に伝わる武道の本義にふれる機会になれば幸いです

Japanese traditional martial arts

お知らせ
・令和6年10月20日 熱田神宮奉納古武道大会にて愛杖会とし奉納演武をさせていただきます。
・令和6年6月6日 当道場 初代師範であります石田博昭 盛山の著作本『天真正伝 神道夢想流 杖道求真』
         を下記のメルカリ(musubi)URL内よりお分けいたします、
         ご希望の方はお求めお問い合わせください。
         (数には限りがございますのでご了承の程よろしくお願いいたします。)

・令和6年5月4日 京都 下鴨神社にて奉納演武させていただきました。
・令和6年5月5日 名古屋城にて行いました古武道大会演武動画を道場Youtubeページに掲載しました。

・令和5年10月22日 熱田神宮 古武道大会にて奉納演武を行いました動画をを道場Youtubeページに掲載しました。
・令和5年5月4日 京都 下鴨神社にて奉納演武いたしました動画を道場Youtubeページに掲載しました。
・令和5年5月5日 名古屋城にて行いました古武道大会演武動画を道場Youtubeページに掲載しました。


神道夢想流杖道 愛杖会 名古屋道場について


神道夢想流杖道 名古屋道場
は名古屋を拠点にする愛杖会に所属する古武術の道場です。

神道夢想流杖道の沿革と愛杖会 神道夢想流杖道は、
吉川英治の 「宮本武蔵」 にも登場する、夢想権之助勝吉(むそうごんのすけかつよし)を 流祖とする武術です。  
今から約400年前、慶長の頃のことです。
香取神道流剣術の達人である夢想権之助は、多くの剣客と仕合をして一度も負けることはありませんでした。   
しかし、ある時宮本武蔵と仕合をし、十字留にかかり押すことも引くこともできず敗れてしまいました。  
それ以来、権之助は武蔵の十字留を破ろうと艱難辛苦の修行を重ねていきます。
そして、数年後筑前の国(現在の福岡県)太宰府天満宮神域に連なる、宝満山竈神社(かまどじんじゃ)に参籠しました。
そして満願の夜、夢の中に童子が現れ 「丸木をもって水月を知れ」 とのご神託を授かりました。   
それをもとに、権之助は長さ 四尺二寸一分(128㎝)、直径八分(2.4㎝)の樫の丸木でもって、槍・薙刀・太刀の三つの武術の特徴を併せ持った杖術を編み出します。   
そして、再度武蔵に仕合を挑み、見事破ったと伝えられています。     
その後、夢想権之助は福岡黒田藩に召し抱えられ、神道夢想流杖道は藩外不出の御留武術として伝えられて行き、やがて明治維新を迎えます。   
明治以後は、神道夢想流杖道も一般に少しずつ知られるようになって行きました。
昭和の初めころ神道夢想流杖道第25代師範の清水隆次先生が上京し、   
警視庁などで杖道を指導され全国に広まりました。
福岡でも清水隆次先生の兄弟弟子の乙藤市蔵先生が指導され普及しました。   
   
愛知県では、清水先生より神道夢想流杖免許皆伝(第26代)を授けられた、濱地光一師範が、昭和37年より名古屋市昭和区の一心寺で指導を始められ、   多くの弟子を育てられました。   
昭和54年には濱地先生と弟子たちにより、愛知県における杖道の普及と発展のために『愛杖会』が結成されました。   
昭和60年、濱地先生が亡くなられた後は濱地先生の兄弟弟子であり、
同じく清水先生より神道夢想流杖免許皆伝(第26代)を授けられた、   
西岡常夫師範より長年に渡りご指導をいただいておりましたが、惜しくも平成26年2月8日に90歳にて永眠されました。   
現在では、濱地光一師範のご子息で、西岡先生より神道夢想流杖免許皆伝(第27代)を授けられた、濱地光男師範を、二代目の愛杖会会長として、   
神道夢想流杖道の他に、併伝武術として伝えられて来た「神道流剣術」「内田流短杖術」「一角流十手術」「一心流鎖鎌術」 なども併せて伝えております。   
今では、若者から高齢者まで老若男女を問わず多くの方が杖道の稽古に励んでいます。   愛杖会では、これからも濱地光一師範、西岡常夫師範が遺され又 名古屋道場は故石田博昭師範の残された道場であり現在は故石田師範より免許を受けた上川純一・鈴木裕司を師範とし、神道夢想流杖道の精神と技を伝えるべく杖道の稽古を続けております。 
 
杖道を学んでみたいという方、一度見学してみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

稽古・イベント風景

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流祖 夢想権之助


神道夢想流創始者の夢想権之助勝吉は『神道夢想流秘伝』で、次の様に述べている。
『我が国においては剣術のみが武術であるとの考えが主流になっている。しかし今後は人を殺さぬことを真理とする杖術こそが、武術の大本となるべきである。
その昔、天地開闢時、伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の二尊が「天の矛」をもって大海原をかきまぜ、この日本国を創られた。 この「天の矛」こそが棒(杖)であり神国日本の武を代表するものである。 日の神である天照大神も三剣を帯し、武を大いに尊ばれた。
五常(仁、義、礼、智、信)の道徳を守る事も大事ではあるが、それのみではこの国を治める切る事は難しい。武も必要であり、そして武をもって国を治めるには術(理念)が必要である。 よってここに一本の棒を用いた術を創立し、志を持つ人々にこの武術を伝えるものである。
剣をもって人を殺すことが武の本来の道ではない。棒(杖)を持つ者は、人を殺さず任を果たし万事を得ることが出来る様にすべきである。
この書をもってこの様な考えを代々に伝える。』…等云々。
神道夢想流杖術の根本理念は人を殺す事にはあらず、人を救う事にこそある、と。
最後に伝書に記されている杖道の古歌を下に記す。当流の武術に対する考え方が分かり易く表現されている内容となっている。
敵の打ち太刀は 影さへなかりけり 我が稲妻の光満寿ゆへ
突けば槍 払えば長刀 持てば太刀 杖は かくにも外れざりけり
疵つけず 人をこらして戒むる 敎えは杖の ほかにやはある


指導者紹介


神道夢想流杖道 道場

師範 上川 純一 (写真左)

   神道夢想流免許皆伝

師範 鈴木 裕司 (写真右)
   神道夢想流免許皆伝

石田博昭盛山 師範

名古屋道場 初代師範
本道場では故 石田博昭師範の杖に対する
技と精神を引き継ぎ
日々稽古をしております。

 初代師範 石田盛山 
演武動画

表 太刀落し

五月雨

小見出し

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入門生、募集中!

神道夢想流杖道 道場 募集 入門 古武道 古武術 神道夢想流杖術 名古屋 愛杖会
・教示内容

 神道夢想流杖術
 表・中段・影等々、64本よりなる形
(併伝武術)神道流剣術、内田流短杖術、一角流十手術、一心流鎖鎌術

 動きを修得し、杖を自由自在に使えるように稽古をかさねる。
 また上達に伴い併伝武術もあわせ稽古する。

・稽古場所

 名古屋市 露橋スポーツセンター 剣道場
 (剣道場が使えない場合は柔道場にて稽古を行います。)

 (場所詳細は下記の案内参照ください)

・稽古時間

 毎週1回 土曜日 18時30分~20時30分頃


・費用について

 会費(月会費) 4,000円


ただし、印可、演武会参加、講習会受講などは別途費用がかかります。
(各行事への参加は強制ではありません。)


・稽古道具について

入門後は個人で以下の道具を購入していただく必要があります。
(木刀大小2本・杖・道着)

杖・木刀を含め、道具類は上達のために非常に重要になりますので、
できるだけ入門後に相談をしながら購入されることをお勧めします。
まだお持ちでない方は購入のご相談にのりますのでご安心ください。

また、既にお持ちの方はそれを使用していただいても構いません。
ただし、稽古に不向きと判断される場合は購入し直していただくことも
ありますので入門前に一度確認させていただきます。ご了承ください

見学も随時受け付けております、
お気軽にお問い合わせください。

稽古場所アクセス

名古屋市 露橋スポーツセンター
〒454-0022
愛知県名古屋市中川区露橋2-14-1
最寄り駅
名鉄名古屋本線 山王駅
JR東海道本線 尾頭橋駅
剣道場若しくは柔道場 にて稽古をしております。

お問い合わせ

杖道って何?
と思ったらぜひ見学・体験にお越しください、
一度やってみるとわかりやすいですよ。
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
送信したメールアドレスでお知らせ配信に登録する
送信
本問い合わせは愛杖会 名古屋道場のみとなります、
愛杖会他教場へ問合せの方は下の”愛杖会教場一覧”のリンクより各教場へ
問い合わせください。 

諸道具参考

  •  入門されますと下記の道具が必要となります。

    ・剣道着
     サイズは多少ゆとりの有るものが良いかと思います。

    ・剣道袴
     袴の前紐がヘソうえあたりから袴裾がクルブシ上のあたりの長さの物をお選びください。
     材質はいろいろありますが最初はテトロン素材の物でよいと思います。

    ・帯
     厚めの居合帯若しくは男物の木綿角帯など。
     (HP管理人お勧めはHPリンク先にあります伊藤繁吉商店の居合帯がお勧めです。)

    ・杖
     材 質:白樫(しろかし)製
     長 さ:4尺2寸1分(128cm)
     太 さ:8分(2.4cm)

    ・木刀
     (大太刀・小太刀の2種類必要となりますが最初は大太刀のみで構いません)

     大太刀
     材 質:白樫(しろかし)製
     長 さ:既製品

     小太刀
     材 質:白樫(しろかし)製
     長 さ:既製品

    入門されました際はお勧め道具の説明します。
    進捗に合わせ他道具も必要になりますので都度説明いたします。

  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

行事予定

通年行事

5月 
・京都下賀茂神社 古武道奉納
・名古屋城古武道大会

10月
・熱田神宮日本古武道大会

11月
・玉鉾神社武芸奉納



お知らせ

令和6年10月20日(日)
 熱田神宮 古武道大会にて奉納演武を行いました動画をを道場Youtubeページに掲載しました。

・令和6年5月5日 名古屋城にて行いました古武道大会演武動画を道場Youtubeページに掲載しました。
・令和6年5月4日 京都 下鴨神社にて奉納演武させていただきました。
・令和5年10月22日 
     熱田神宮 古武道大会にて奉納演武を行いました動画をを道場Youtubeページに掲載しました。
・令和5年7月9日 奈良県 春日大社にて奉納演武を行いました。      
・令和5年5月4日 京都 下鴨神社にて奉納演武いたしました動画を道場Youtubeページに掲載しました。
・令和5年5月5日 名古屋城にて行いました古武道大会演武動画を道場Youtubeページに掲載しました。

ホームページ内のYoutubeリンクよりご覧いただけます。


書籍の販売

天真正伝 神道夢想流 杖道求真
石田博昭盛山 著

名古屋道場 初代師範であります著者の遺作本。

『神道夢想流の術技(業)と精神(心)をわずかでも伝えるべく、
神道夢想流を志す後進の為に『生きた杖』とはどういうものなのかを
私の学び得た限りではあるが書き留めた次第である』
(書籍内 むすびより引用)

皆様に初代師範であります石田博昭盛山の遺作であります本書が
神道夢想流を志す方、又は他流を志す方の一助になれば幸いです。

リンクのメルカリmusubiよりお分けさせていただきますのでお求め
の方は
そちらよりよろしくお願いいたします。

書籍に関しますお問い合わせなどはメルカリ内より出品者musubiへ
問合せお願いいたします。
私は、神道夢想流杖を、黒田藩杖術師範家の血筋であられる濱地光一師範に十七歳の時から学び、恩師のご逝去後、師のご遺志に従って、清水隆次師範門下の弟弟子であられた西岡常夫師範に就いて学ぶと云う、まことに有り難きご縁を戴いた。 そして、両師より〈生きた杖〉が遣える事が傳承者の使命であり、又、それを後世に伝える事が杖の中興の祖であられた清水隆次師範の悲願であったと承った。 その〈生きた杖〉の遣い手となる為、神道流剣術十二本・神道流杖六十四本の形の示す、真の剣と杖を求めて稽古すること、今日に至って居る。 本書は、先師から賜わった教えを元に、これまで自分が修めた諸流派の教えも加味して、常日頃の稽古の際に私自身が心掛けて居ること、門人に重要な留意点として繰り返し指導して居ること、又、その時々に気付いたことなどをつれづれに書き留めた平成二十五年に於ける約十か月間の「稽古日誌」を、門人の希望に応じ纏め直したものである。 この小著がいささかでも読者の参考となれば幸いである。 【著者武歴】 神道夢想流杖道:免許皆伝 杖道教士七段 神伝武術九鬼 :第二十一代師範家 尾張天心古流拳法:尾張天心古流拳法二代宗家 法典流武術:愛知支部長 日本空手道泊親会:師範 天心古流拳法 浅山一傳流体術:師範 その他 新陰流 柳生心眼流  木曽御嶽信濃古忍の伝 など